いつもと違う頭痛に注意!40代でもくも膜下出血は起こる!

頭痛は誰でも経験したことがあると思います。私自身も小さいころから頭痛持ちだったので、ああ頭痛が来そうだなというときはなんとなくわかります。

先日、知人がくも膜下出血で倒れ、生死の境目をさまよいました。幸い、一命はとりとめ現在はリハビリ中ですが少しづつ改善しているようでほっとしました。

周囲の人の話ですと、倒れる数日前からひどい頭痛に悩まされていたそうです。一日目に受診すればよかったのですが、仕事が忙しくて時間がとれなかったとか。

疲れてるからだとか、しばらくすれば治るはずだと本人は話していたと聞きます。しかし、頭痛は日増しにひどくなり、病院に駆け込んだ時にはそのまま意識を失って倒れました。

医師は何度も後1日早く来て入ればと言ったそうです。病気ってそんなものですよね。後1日早ければ、後1時間早ければ、、、そんな台詞を聞くと私は病院に行くことを後伸ばしにしてはいけないと思うのです。

もしかしたら後がないかもしれませんから。

病院にかけこんだ時点ではとても我慢できる痛みではなく、のたうち回り、奇声を発していたそうです。

いつもとは違う頭痛、なんだか変だなと感じたらそれはくも膜下出血の前兆かもしれません。くも膜下出血は働き盛りの中年男性に起こりやすいと言われていますが、女性にも関係ない話とは言えません。

くも膜下出血、ちょっと難しけれどご説明したいと思います。

くも膜下出血は主に脳内できた脳動脈瘤が破裂することによっておこります。膨らんだ部分は血管が薄くなり、破裂しやすいのです。

その他にも頭部を打つなどのケガによって起こることもあります。

くも膜下出血はあまり前兆がなく突然起こると言いますが、破裂前から血管は圧迫されているはずなので頭痛がする、めまいがする、吐き気や嘔吐があるなど何らかの前兆があると思います。

私の知人のように今まで経験したことのないような頭痛が起こった場合は、くも膜下出血だと考えられます。一刻一秒を争うと考えましょう。

一命をとりとめた場合でも、その後の血管が収縮して血流が減るため麻痺が残ることもあり、とにかく数週間は安静にすることが大事です。

くも膜下出血の治療としては再破裂を防ぐために脳動脈瘤の根元をクリッピングする方法があります。頭部を開いて手術を行うのが難しい場合には脳動脈瘤内にコイルを入れてぐるぐるまいていく手術法もあります。

どんな方法で手術するのかは患者さんの年齢や状態によって決まります。容態が深刻な場合にはすぐに手術ができないこともあります。

くも膜下出血を予防するためにはどうしたらいいのでしょうか。くも膜下出血を起こす原因は高血圧、高コレステロール、喫煙、遺伝、ストレスなどがあります。

その他の病気にも言えることですが正しい食生活を送ることがとても大事です。くも膜下出血は比較的男性が多いのですが、ストレスや女性ホルモンの減少もくも膜下出血を引き起こす要因となりますので女性も要注意です。

くも膜下出血を起こした人の約30%がそのまま命を落としているということを考えると、生活習慣を改善し、前兆を見逃さないことが何よりも大事です。